ウィキリークス(WL)へのアタック

英ガーディアンに

Wikileaks under attack: the definitive timeline」

http://www.guardian.co.uk/media/2010/dec/07/wikileaks-under-attack-definitive-timeline

という記事があります。読んで字の通り、WL(いつもウィキリークスWikileaksと書くと長いので、WLと略します)への攻撃、あるいはWLが攻撃されたと思われる記事のまとめです。
逐語訳ではなく、この記事を参照しつつ以下にまとめました。ついでに、日本語で読める記事もリンクを張った箇所がいくつかあります。ご参考までにどうぞ

では、以下からガーディアンの記事をさらにまとめたものを掲載します。
間違っている情報がありましたら訂正します。


・11/28(イギリス現地時間)
DDoS攻撃が数日間にわたって続く

12/1
タブローソフトウェア
http://www.tableausoftware.com/
が、ウィキリークスから手を引く。
原因は、ジョー・リーバーマンという
民主党と関係している、彼自身は独立した上院議員
圧力があったからとのこと。彼は上院国土安全保障委員会の議長。

同日、アマゾンがWLへのサービスを停止
http://www.cnn.co.jp/business/30001078.html

12/3
wikileaks.org」のドメインを管理する米「エブリィDNS」社
が、サイバー攻撃が多すぎて他の客に迷惑だからと、ドメインを停止。
WLのサイトが閲覧不可能に
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20101204-OYT8T00287.htm

これを受けてWLはスイスのドメインwikileaks.ch」を使用。
さらにフランス北部のインターネットプロバイダーOVHにサーバー
提供を求める。だが、ベッソン産業エネルギー情報経済担当相がすぐに
OVHに提供停止を働きかける。

12/4
PAY PALが、「不法行為目的の利用は禁じる」という利用規約に反している
という理由でWLへのサービスを停止
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1207&f=business_1207_023.shtml

12/6
クレジット会社マスターカードが、WLへの支払いを拒否。

スウェーデンのサーバーがまた攻撃される。

スイス郵政公社の金融部門Postfinanceが、アサンジの口座を閉鎖。
理由は、この銀行への口座を開設するためには、スイスに居住していなければならない
とのこと。アサンジはジュネーブに住んでいるということだったが、それを
証明するものがないから停止、とのこと。
PostfinanceのスポークスマンであるAlex Jostyは、犯罪的なことは何もない。
彼のお金はじきに戻る。ただ今はアカウントを閉鎖しただけだ、
と述べている。
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/ryusyutsu/20101207-OYT8T00621.htm

12/7
今度はクレジットカード会社VISAが、WLとの取引を中止に。
これからWLがVISAの規約に違反していないか調査するとのこと

(以上)


こうしてみると、えらいこと攻撃されてますね。。。

WLのサイバーアタック情報に関してはこちらのサイトが詳しいです。
http://pandajapanblogs.blogspot.com/2010/12/ddos.html

と、こういったところまできて、現在アサンジは大変なことになってます。明日にでもそのことを書きたいのですが、今日はここまで。膨大な裁判の記録がここにあるのです。
http://www.guardian.co.uk/news/blog/2010/dec/07/wikileaks-us-embassy-cables-live-updates?CMP=twt_gu

このブログを書いている現在も、まだ記事は更新中です。

また、現在WLにどうやって寄付すればいいかについては、以下を参照してください。
http://www.wikileaks.ch/support.html

と、ここまで来て上記サイトを見ると、まだクレジットカードでも寄付を受け付けてます。受付を再開したのか、果ては記述があるだけで実際は寄付できないのか。ここはまだ定かではありません(寄付しても、実際にWLには金が入らないということ?)。しかしいずれにせよ、資金的には厳しくなってくるでしょう。